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それ程むずかしくない





完成したビニールハウスの外観
 小さなビニールハウスですが、一応本格的に作ったつもりです。
風速20m位の強風でもビクともしません。低温・高温にも耐候性
が有り思ったより丈夫です。(部分的な写真は順次掲載)


 



 幅2.1m、高さ2m、長さ3.6mのビニールハウスを作りました。農業関係の量販店で
大体の見積をして材料を購入し約一日で完成しました。費用は、パイプ・接続金具・

ビニール・その他一式に加えて補強とか内部の造作にブロックや材木を使用したので
若干予算オーバーしましたが、ガラスの組立式の本格的なものに比べて格段に安く出
来ました。 

ホームセンター・量販店の展示場に、出来合いの組立式温室が展示してありますが、
大きさが小さく、また、価格も割高でした。作ったビニールハウスと比較すると大体50%
位で作れる計算です。

 置き場所の制約を考えて大きさを決め、作ってみては如何でしょうか。それ程大変な
作業でもなく、材料が揃えば大体一人で一日で出来ると思います。




螺旋杭を埋めて固定

重要な部分ですが螺旋杭を埋め込んだ状態の写真です。左右2本づつ全部で4本
使用しました。多いほど良いと思いますが、これで充分安定しています。
写真の中央下部の薄赤い輪だけ見えてるのがその螺旋状の金属杭です。上部の
輪の部分をパイプに通して固定しています。







ハウスの内部1

ハウス内部右側です。ブロックを重ね、その上に木の板を乗せて更にトレイを並べた
簡単なものです。右手前が北西方向なので、この方角から冬期は強風が吹きます。
腰に捲いたビニールと上から下げたビニールとの間を自由に開閉できるので、夏は開け、
冬は閉じて通風自在にしています。ブロックの固定は、ブロックの穴に園芸用の支柱を
打ち込んで倒れないようにしてます。

「おおよその作り方」



1.  3.6mのパイプ2本と2.1mに切断したパイプ2本で長方形に組みます。(組むため
  の接続金具などは揃ってます)

2. 長方形とは別の3.6mのパイプ2本に螺旋杭の輪を通します。(説明上、手順
  前後しますが、実際は螺旋杭を固定した後で、位置決めの意味です。)

3.  螺旋杭の位置は端から各20cm位です。基礎の螺旋杭(鉄の30cm位のもので
  上が輪になっている)をねじ込んで固定します。螺旋杭を埋め込む穴は深さ約30
  cm位です。

4. 長方形のパイプに、柱となるパイプ(長さ約1.8m)を四方の立体面に約50cm
  間隔で接続します。(垂直に接続します)

5. さらに、その柱のパイプに水平方向に3.6mと2.1mの長さのパイプを60cm2段接続
  します。(屋根部分の無い状態)




外観(その2)
 ドームの部分です。手前が入口になります。内部にパイプを横に
取り付けますが、補強の意味では数本で間に合います。内部に何
かをぶら下げたり出来るようにしておくと便利です。それは任意です。







外観(その3)
ハウス長手方向側面です。


6. ドーム用のパイプを8本(3.6m÷約50cm=7)を柱のパイプ に接続します。
   (両サイド2本と中間6本で長手方向にズラリと並ぶ)

7. 入口用のドアパイプ(一体になっている)を取り付けます。(この部分が一番細かい
  作業になります。取り付けるためのパイプをドアの大きさに片側固定、片側開閉で
  取り付けられるようにあらかじめ接続しておく必要があります。)

8. これで骨組み完成です。

9. 螺旋杭をシッカリ土で固めて固定します。

10. 組み立てた骨組みパイプにビニールを被せます。まず、 幅1.5m位のビニールを腰
   巻きのように地面に2〜30cm残して巻き付けます。 下に余分に残したビニール
   に土を被せます。

11. 幅約4m×長さ約5.5mのビニールをドームの上から被せます。幅と長さはこの位
   必要です。特に長さは、ビニールハウスの幅面(かまぼこ形の切り面)まで引っ張
   って 使うため余分が必要です。




入口(開閉ドア)
入口の部分です。2ヶ所のヒンジ金具で開閉するようになってます。
ビニールをドアの大きさより10cm位余分に切って止めるようにします。
高さ1.5mを使いましたが、1.8mにした方が出入りに適してるようです。
気を付けていても、何回も頭をぶつけました。







ハウスの内部2
内部左側のコーナーです。ブルーに見える下部は、外側からネットを
取り付けたものです。あまり意味は有りません。


12.   最後に各かまぼこの50cmドームの真ん中に外からビニールヒモ(黒い丈夫な
アンテナ線のような)を、3.6mパイプにそれぞれ縛って反対側の3.6mパイプに
引張って結びます。これで風圧は大丈夫です。

13. 各ビニールの取り付けは、抑える部品を使って要所要所に止めます。パイプの
   太さやビニールの重なり具合で、嵌めて使うこの部品も数種類太さがあります
   から選んで使います。(20φとか22φとかあります。)

14. パイプの切断は専用の安価なノコギリで、容易に切断できます。

15. ドーム・長手方向・横方向・垂直方向に使うパイプの接続は、一番最後に
   ビニールで覆うために、外側に突起物が出ないよう内側で組み付けると良い
   です。(ビニールに無理な力を加えない)



 



ここで説明したのは、独自のやり方ですから、他に最適な方法はあると思います。

種を播いて沢山発芽してから、移植移植を繰り返していると、どうしても置き場所
に困ってきます。それと、自分の住んでいるところは自然の位置の関係で時に物凄
い風が吹きます。

散々苦慮の結果がビニールハウスに到達したわけです。見様見真似で素人が、
初めて挑戦して小型ビニールハウスをなんとか作りました。

農家で使っている大型(幅10〜20m、長さ50〜100m)のビニールハウスは専門家
が本格的に作っているようです。そして、1人ではなかなか出来ないし用地や費用
を考えると気後れします。

自分で作れば、好きなように使い勝手アレンジも可能です。場所が有ればもう少し
大きく作りたいところです。

自分が作ったのは3.6m×2.1mですが、基本的にはこの応用で、ある程度の大きさ
まで作れると思います。逆に小さなビニールハウスならもっと簡単に作れる筈です。

冬は保温効果有り、風避けにもなり、夏は上部に寒冷紗を付ければ、ある程度
高温を抑えられます。

上部のビニールと腰巻きのビニールの間を開け通風(ベンチレーション)も自由です。
それから、ビニールの厚みは0.1mmが一般的なようです。実際に4年ぐらい使えます。
我が家のは、5年以上になりますが、部分的に補修して使っています。全面交換は
まだ先です。

是非、作ってみてください。貴重な園芸品の格納に最適ではないでしょうか。作って
みると、意外に簡単でした。自分は使ってませんが将来、小型の灯油ストーブを設
置すれば温室も可能と思われます。

以上で「ビニールハウスの作り方」は終りです。



 







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