園芸・渓流釣り・温泉

高嶺の花を手に入れよう




   原種のアヤメ (イルス ブレアナ)

分布地:四川省、雲南省、チベット
標高 3,000〜3,500m に大きな群落で自生している
原種のアヤメです。草丈は約 50cmあります。
 「実生」から花が咲くまで約3年掛かりました。普通の
アヤメですが、端正な感じの原種です。見栄えのする
ジャーマンアイリスとはちょっと味わいが違いますね。
昔風の典型的なアヤメそのものという感じです。



何か好みの草木を決めて、育ててみましょう。

 各品種によって成育条件が違いますので(必要水分が異なり土づくりが同じでは
ない)沢山ある品種の中から、ある一つの科に絞って栽培すると良いと思います。

一つの科に品種を絞って栽培すると、その科の特徴が解ります。例えば、水分が好
きか、乾燥している方が合っているか、根は浅く横に張るタイプか、ゴボウ根で垂直
に深く伸びる性質か、陽光や半日蔭の好みなどです。

 品種を選ぶのに、花色・葉の形状、特徴・姿(枝打ち等)を統一して決めるのも
良いと思います。それらの条件には、大型、矮小、可憐な花、盆栽向き、季節感、
雰囲気なども含まれてきます。

最初は栽培容易なものから、だんだん難しい品種に挑戦するのが、育て甲斐が
あって面白いです。誰でも簡単に作れるものは、それなりの楽しみですね。

完成品を並べるのではなく、もっともっと長い目で計画して、完成までのプロセスを
楽しみたいものです。




マ メ 科  バ ラ 科  ユキノシタ 科  サクラソウ 科  キキョウ 科  キ ク 科

オミナエシ 科  マツムシソウ 科  ス ミ レ 科  キンポウゲ 科  ナデシコ 科

ベンケイソウ 科  アブラナ 科  ユ リ 科  ツ ツ ジ 科  シ ソ 科  ゴマノハグサ 科
 
リンドウ 科  その 他 の 科

 何でも構わず目茶苦茶に種子を手に入れて播くのも結構ですが、種類は星の数
ほど有ります。本で見た、植物園で見た、山で見た、公園で、道すがら、人から聞
いた、何かで見た等々、、。

気に入った植物は誰でも有ります。それらを調べて絞り込めば良いと思います。

 時には的がはずれて、イメージと違う、とんでもない形状のものが芽を出すことも
あります。全部が全部調べた通り、イメージ通りとは残念というか、なかなかいかない
ものです。ときには苦笑してしまう事もあります。

それは、標高何千mの高山に生育しているものを、平地(下界?)で栽培するの
ですから、気温特に昼夜の温度差、湿度やらの環境の違いからのようです。
たいがいは、花色が少しぼけるとか、コンパクトにならず大柄に育つとか、になります。
期待はずれは結構あります。

  植物は利口なものですね。あまりにも環境が違うと、芽を出さないものもあるよう
です。そして植物は、環境がマッチするやいなや、すかさず発芽するという潜在的な
体力を持ち合わせているみたいです。保存状態が良いと何年も何年も後でも発芽
可能です。動物では考えられませんね。

用土について


■ 用土は山砂主体 ■


 植え込む植物の種類によって、空気(通気性)をより以上に必要とする植物と、
水(保水性)をより以上に必要とする植物があります。
シャクナゲ・ツツジ・山野草などは、水も必要ですが、浅根性でおおむね空気を好
む植物だと思われます。また高山植物は特に、真夏(暖地)のジリジリと焼付くような
高温と水分過多は根腐れの原因になります。

 それでは実際に土と空気と水の割合はどうすれば良いのでしょうか。それは、土
の種類と粒の大小で決まってきます。例えば、桐生砂、富士砂、赤玉土、浅間砂、
軽石砂、鹿沼土など、 同じようにそれぞれ直径2ミリと考えた場合、保水性が
何れも違います。

また、3ミリ、4ミリ、5ミリ、〜9ミリ、と団粒が大きくなると当然、土の保水性はともかく
通気性が違ってきます。どんな用土の種類で、何ミリ位の大きさの土を使うかで、
鉢内の空気と水との割合が決まると言うことです。

簡単に言うと、土の団粒が大きくなると隙間が大きくなって空気の容積が多くなり、
反対に土の団粒が小さくなると団粒が密着して空気の部分が少なくなります。

仮に、極端に細かい土(みじん)を沢山混ぜると空気部分が不足し根が窒息して
しいます。とは言っても、どの用土を何ミリの大きさでどの位の量を混ぜて配合するか、
細かく割り出すのは面倒です。

置き場所とか水やりの回数などその他の色々な条件を適切に与えて大体の目安、
結果オーライで良い事にしましょう。

■ 用土を決めるおおよその基準 ■



 植物の種類に関係なく大雑把に次のような割合を目安にし、用土の種類と団粒
の大きさを決めます。


          用土-----50%

          
          空気-----25%

          
          水  -----25%



土の配合は重要な基本部分ですが、植物の種類と日照、風当たり、水やり回数
などの乾燥具合で微妙に違いますから、こまかくは経験と勘が頼りです。

 今の用土は、大粒・中粒・小粒と選別されて売っていますから、桐生砂や富士砂
や浅間砂など地元で手に入る山砂を適当に混ぜて使うと良いと思います。いづれの
山砂も団粒が崩れないで永く使えるし、黄・黒・茶の色も植物の緑に似合います。

山砂単用では保水性(岩石が水を含む割合)が不足なので水苔かピートモスを1割
程度混ぜる方法もあるようです。使う山砂の団粒の大きさにもよりますが、2割以上
混ぜると逆に保水性が高くなりすぎて空気部分が少なくなります。

植物の成木と幼苗の育ち具合によっても用土の配合は変える必要があります。
少しおおげさですが、大きな岩に根だけが剥き出しになってへばり付いている光景を
ときおり山で見掛けます。思うにあれは「空気は欲しいが水はあまり要らない」状態だ
と考えられます。

成木になれば、根が発達して湿気を広く取りこめる能力が培われるようになるのでは
ないでしょうか。自然環境の空中湿度にもよりますが。







 







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