園芸・渓流釣り・温泉

山里の渓流釣り






ある渓流

水量は中程度、かなり上流の淵です。下流は右岸左岸から小沢
が流入し水量もありますが、ところどころ伏流になっています。






イワナの盛り合わせ





 




白泡を立てた流れが倒木の堰で淀みになっています。その瀬尻に竿先
をあおって静かに振り込みます。

道糸を張り目印を凝視しながら流れに沿って自然に流します。

水中のエサの位置は重要です。流速や水温によってイワナの動きも違う
ので、オモリの重さと竿の操作でエサの流れる速さと水深を調節します。

竿を僅かにゆるめて送り込めば、流心付近の水勢を避けて岸寄りの流れ
の奥にエサを誘導することもできます。

「ツン!ツン!」目印に変化! 下流に向かって流れていた目印が止まり
ます、糸フケです。イワナは流れと逆方向の上流の岩の下にエサを咥えて
逃げ込もうとします。

瞬間合わせます。元竿を一握りで竿先は充分上がります。穂先がしなって
「ググーッ!」と引き込みます。竿を立てます。

目印が横方向に大きく激しく変化する動きは大概の場合小さなイワナです。
イワナが大きいと糸フケの状態で穂先がいったん絞られたまま静止します。
それから僅かな間をおいて徐々に動き出します。

水面に点在する大小の岩には、ツンと伸びた緑の草、紫や薄茶の葉、小さ
な紅色の花が、清流の飛沫を浴びて朝日に輝いています。

カワガラスでしょうか、黒い影が下流から上流に飛んで行きました。岸の岩陰
に小さな茶色のリスが、出たり入ったりしています。薄いブラウンの好い色です。

今日も一日、静寂な山の中で、楽しい釣りをしたいものですね。




 







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